フィナステリドは飲酒と相性最悪?!

フィナステリドはAGA治療において、薄毛の進行を抑制する重要な役割を持つ成分となっています。
5α還元酵素阻害薬として利用されており、この酵素を阻害することで、男性ホルモンのテストステロンとの結合を抑え、AGAの原因とされる悪性の男性ホルモンDHTの生成を抑制します。
作用機序は前述の通りですが、このフィナステリドはお酒との相性が最悪と噂されていますが、実際にどう悪いのかを知る人は少ないようです。
フィナステリドとアルコールを含むお酒では作用機序としては無関係ですが、肝臓にとっては重要な問題となってきます。
肝臓は体にとって良い働きをしており、体内に吸収されたタンパク質を消化吸収するための胆汁を分泌したり、アルコールの分解および解毒を行ったり様々な役割を持っています。
フィナステリドに限らず薬というものは体を助けるための効果を発揮しますが、そもそもが体にとって毒にあたるものなので、肝臓が血中に溶け出した薬剤を解毒することになります。
その分だけ肝臓に負担がかかりやすくなり、フィナステリドの副作用にも肝機能障害が認められています。
その副作用の発生確率は非常に少ないものですが、長く服用し続けることで、少しずつ負担がかかり、さらに飲酒によってアルコールを摂取することで、肝臓に甚大なダメージを与えることもあります。
肝臓の機能が低下すると血中に流れる毒素の解毒ができず、副作用が起こりやすくなるなどの問題もあります。
フィナステリドを使用するとお酒が全く飲めなくなるわけではありませんが、ある程度は控えることが必要となるでしょう。
実際にどの程度なのかは、明確なデータがないのではっきりとは言えませんが、ビールなら500ml~1,000mlほど、日本酒なら1~2合程度とされています。
毎日飲み続けると肝臓が休めずに負担が蓄積されていくので、週に1~2日は休肝日を設けると良いとされています。

■フィナステリドを含むAGA治療薬
フィナロ
フィンペシア